2012/02/16

エクセルで消費税を計算する 02 IF関数




エクセルがちょっと苦手な経理・事務担当者のための EXCEL Tips。「エクセルで消費税を計算する」の 2 回目です。

前回は、見積額に 1.05 をかけて消費税を計算しました。今回は、見積書によくある内税・外税を考慮した「消費税の計算」です。


消費税が内税か外税か?



税方式とは、今、僕が勝手に付けた名前ですw

1 を内税、2 を外税 としました。この部分は業者によって 1 または 2 を入力してくださいね。

上の画像だと、商品「○○○○」は税方式が 1 なので「内税」。すでに見積額に消費税が入っているということですから、税込金額は 50,000円ですね。

一方、商品「△△△△」と「××××」は税方式が 2 なので「外税」です。なので、D列の税込金額は、見積額に 1.05 をかけた数字が表示されます。


IF関数を使って計算結果を分ける



このように消費税が内税か外税かによって計算結果を分けて表示するエクセル関数は「IF関数」という関数を使います。

上の画像で セルD3 に入力している計算式は、「=IF(C3=1, B3, B3*1.05)」です。

この数式の意味は、「セルC3(税方式)が1(内税)なら、B3(見積額)の値を表示する。セルC3(税方式)の値が1(内税)ではないなら、B3(見積額)×1.05 を計算・表示する。」です。

しかしですね、職場の同僚もそうなんですが、この IF関数 でつまづくことが多いんですよね。


エクセルのIF関数を攻略!

エクセルがちょっと苦手な原因として、この「IF関数の使い方が分からない」ということがあると思うのですが、でもですね、こう考えると簡単です。ちょっと想像してみてください。

あなたは、外出しているときに、トイレに行きたくなりました。そこには、男子トイレと女子トイレがあります。
  1. あなたは男性ですか?
  2. はい、男性なので、男子トイレに入ります。
  3. いいえ、男性ではないので、女子トイレに入ります。
これをIF関数を使って表すと

=IF(あなた=男性, 男子トイレ, 女子トイレ)

となります。

そして、消費税の内税・外税で考えると
  1. 消費税の税方式は内税ですか?
  2. はい、内税なので見積額をそのまま表示します。
  3. いいえ、内税ではない(つまり、外税)ので、見積額に 1.05 をかけて計算・表示します。
=IF(税方式=内税, 見積額を表示, 見積額×1.05で表示)

どうです?簡単でしょ?


エクセルで内税・外税の計算方法 まとめ



もう一度、セルD3に入力する計算式ですが、

=IF(C3=1, B3, B3*1.05)」です。

=IF(税方式=内税, 見積額を表示, 見積額×1.05で表示)

比べてみると分かりやすいですよね。

ちなみに、内税部分(1)を外税(2)にしても同じ計算結果になります。その場合、後ろの部分が入れ替わります。

=IF(C3=2, B3*1.05, B3)

=IF(税方式=外税, 見積額×1.05で表示, 見積額を表示

あとは、セルD3をコピーしてセルD4、D5に貼り付けるか、セルD3を選択している状態でセル右下の■部分をクリックしたままセルD5まで動かした後、クリックしている指を離してみてください。

セルD5まで計算式が入っているはずです。


次回は、消費税計算での1円未満の端数処理について説明します。

それでは!